心血管系疾患対策とサプリメント

症状別サプリメント活用法

よくある50の症状を予防・軽減するための食事・生活習慣およびサプリメントの活用法

心血管系疾患対策とサプリメント

心血管系疾患対策

心臓から体の各部分に酸素に満ちた血液を運ぶ血管である動脈がダメージを受けるとき、血流が妨げられるか、完全にブロックされることもあるアテローム性動脈硬化症といわれる病状になり、結果として心臓発作や脳卒中を起こします。
原因はプラークというコレステロール、カルシウム、細胞の老廃物で構成された脂肪のような物質です。
プラークは動脈に蓄積し、動脈を硬く、狭くします。

心血管系疾患を防ぐ食事のポイント

メリーランド薬科大学の研究者は飽和脂肪、糖分、塩分が多い食事が血管に悪影響をおよぼすことを示しました。
逆に自然食品に基づいた健康的な食事を取り入れることは動脈を保護し、アテローム性動脈硬化症のリスクを減らします。
抗酸化物質が豊富な果物と野菜、食物繊維と栄養で満たされた全粒穀物、健康的な脂肪、脂肪が少ないタンパク質で満たされた食事を取り入れてください。
ダークチョコレート、ビートジュース、グレープジュース、赤ワインのようなポリフェノールが豊富な食物と飲物を加えることと、ハイビスカスティーも動脈の健康をサポートします。
冷水魚、亜麻仁、クルミのようなオメガ3脂肪酸が多い心臓の健康に良い食物を含むことも重要です。
プラシーボ二重盲目試験の結果によれば、末梢動脈疾患(心血管系疾患の一種)を患っている患者が、テーブルスプーン2杯分の亜麻仁を6ヶ月食べ続けたところ、収縮期血圧を10mmHg下げ、拡張期血圧を7mmHg下げました。

心血管系疾患を防ぐ生活習慣のポイント

運動は心血管の健康に重要です。
実際、ダラスのクーパー研究所における研究は適度に運動している人たちの死亡率は、不活発な人たちの半分であることがわかりました。
少なくとも30分の有酸素運動を週の数日で行うことを目指してください。

加えてストレスレベルを管理することも重要です。
さらにタバコを吸っている場合は、やめるために必要なことは何でもしてください。
喫煙はアテローム性動脈硬化症の進行における主要な要因です。

心血管系疾患に効果があるサプリメント

熟成ニンニク抽出エキス

熟成ニンニク抽出エキス(AGE)は血圧を下げ、炎症を防ぎ、LDLコレステロールの酸化を防ぎ、血管の柔軟性を増します。
「The American Heart Association」の2011年の科学会合で発表された二重盲検比較試験は、熟成ニンニク抽出エキス(AGE)が血流を悪くし、血管の柔軟性を損ねる冠状動脈の石灰化を軽減したことがわかりました。
典型的な服用量:1日あたり600mgから900mg。

アルファリポ酸

アルファリポ酸は血管の内膜にダメージを与えるフリーラジカルから保護します。
オレゴン州立大学とワシントン大学の研究者によれば、アルファリポ酸は炎症を消し、血管のプラーク形成を防ぎ、中性脂肪を減らします。
典型的な服用量:1日あたり50mgから100mg。

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10は適切に機能するために必要なエネルギーを心臓細胞内のミトコンドリアに与える抗酸化物質です。
コエンザイムQ10の不足は心筋を弱め、体の各部位に血液を送り出す効率が悪くなります。
加齢やスタチン薬の使用により、コエンザイムQ10のレベルが低下するので、サプリメントは重要です。
典型的な服用量:1日あたり60mgから300mg。
吸収を良くするために、少量の脂肪とともに摂ってください。

フィッシュオイル

フィッシュオイルはオメガ3脂肪酸の優れた供給源で、ドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)を含んでいます。
多数の研究は、これら2つのオメガ3脂肪酸が高血圧と中性脂肪のレベルを下げることを示します。
ドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)は、炎症、血液凝固、血小板凝集を含めたアテローム性動脈硬化症のメカニズムの多くを良い方向へ調整します。
典型的な服用量:1日あたり1000mgから3000mg。

L-カルニチン

L-カルニチンは心臓の健康に重要なアミノ酸です。
いくつかの研究が、心臓発作の後にL-カルニチンを摂ることは合併症と死亡率を下げることを示します。
L-カルニチンは狭心症患者の運動耐性とうっ血性心不全の症状も改善します。
典型的な服用量:1日あた500mgから1000mg。

ナイアシン

ナイアシンは多数の臨床試験で最高35%までHDLコレステロールレベルを増やすことがわかりました。
他にナイアシンは細胞が凝集して動脈の壁に付着するのを防ぐことを示します。
しかし、ナイアシンがフラッシングを引き起こすことを覚えておいてください。
高用量のナイアシンが肝機能に影響を与える場合があるため、医師の監督下でこのサプリメントを摂ることは賢明です。
典型的な服用量は様々です。

ケルセチン

ケルセチンは緑茶と多くの果物と野菜に含まれる強力なポリフェノールです。
ランダムな被験者選定に基づいた研究はケルセチンを多く摂っている人は、心臓病発生率がより少ないことを示しました。
理由の1つは、この抗酸化物質は炎症を防ぐ効果があり、血管を拡張し、プラークの蓄積を軽減します。
別の研究では、ケルセチンはアテローム性動脈硬化症のダメージのサイズを52%も軽減しました。
典型的な服用量:1日あたり100mgから150mg。


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